豪雨被害から3週間を経て・・・7月30日(広島県呉市)

あれからも、たくさん現場に行きました。人にも会いました。
やっと被害が明るにみなった場所、行政やボランティアの手が入り始めたところ、
何事もなかったように普通のところ。

書くには多すぎる・・・といった状況ではありますが「一分一秒、とにかくいち早く」伝える状況からは、少しシフトして来たかのな、というのが3週間たってからの思いです。

最初の2週間くらいは、ほぼ興奮状態でした。これまでに無い甚大な被害に戸惑い、道が無い、物が無い、水が無い。当たり前のライフラインの確保と、錯綜する情報。水が出ているのは呉市内の中心部だけで、水を求め、物資を求め、途絶えた道の情報を人づてやSNSで知り、走り回っていました。私たちは普通の生活が出来ない辛さ、子供たちは学校にも行けない状況で、約2週間暮らしていました。

ツイッターやFBの更新をしながら、現地に入って情報を聞き回り、困っている人に物資を届ける。そのマッチングや聞き取り、情報の整理に忙殺されておりました。

目の前にどうしていいのかさえ、分からない。困ったとも言えない方を目の前にして、あまり考える余裕などなく、ただただ直感的に動いて、発信していました。

しかし、動いてみると古い地域性や入りにくい部分もあり、どこまで手を伸ばせば良いのか、と戸惑うこともしばしば。支援を申し出ることを遠慮されたり、かえって負担に思う方もいる。また一個人で出来ること、行政で出来ること、組織で出来ること。それぞれの役割も違う、とわかって来ました。

ボランティアセンターで押し問答をしたこともあります。体育館に山積みにされた物資。
体に涼しい風を送る服や、高圧洗浄機。今にでも使いたい人がいる。

「早くボランティアさんや地元の人に使わせてあげて!」
「それは今はできません」
「じゃぁ、その物資はいつ使うの?」
「自治体などからリストが無いと出せません」
「あそこの地域は、今そんなどころじゃ無いんだよ!届けてあげてよ、すぐに。
身分証明がいるなら出すし、書類に名前も書くから、今から運んだっていいから」

数人と声を上げてみました。結局持ちだす事は出来ませんでした。

私も数回、ボランティアセンターに物資を持って行きました。
でも、名前も何を持って行ったのかすら、一切聞かれませんでした。

全国から呉市に届き続ける大量の物資。仕分けもままならず、置かれています。
いつかどこかに届けられるとは思います・・・

*問答している最中に日テレのクルーに知り合い、放送されました(笑)
日本テレビ放送「news every.」

http://www.news24.jp/articles/2018/07/27/07399923.html

ただ「目の前の困っている人、とにかく早くを助けたい!」それだけは同じ。
それだけは同じなのに・・・温度差や動きのズレがあったのは確か。

それぞれが出来ることを、責任や後のことも考えながら、復興にはものすごく時間がかかること、人手が足りないこと、受け入れる施設が無いことも確か。
これから広島や呉市の経済はじわじわと沈むでしょう。

そして今もなお、避難所にいる方、家が泥に埋まっている方がいるのも現実。
JR呉線の普通、クレアラインの崩壊、ルート31の再建工事による日々の渋滞、通勤通学の臨時バス運行、不便な生活が続いているのも現実。

この度の西日本豪雨。私たちの住む街に、一体何が起こったのか? これから私達は何を考えて行動すべきなのでしょうか。

私も被災によって動いたボランティア初心者です。ボランティアって何?と改めて自問しています。単なる無償の労働力じゃなくて。「自発的に活動する人」。動く、繋ぐ、思う、祈る、という自発的な行動や気持ちが大事なんだと思います。

早い、遅い。動く、動かない。隣家が土砂崩れしてても、会社に行く人もいる。それが良いとか悪いとかじゃない。それぞれの事情や思いがある。ただそれだけの事だとも実感。

炊き出しをしてくれる人、宿泊施設の少ない町で、ボランティアさんに寝床を貸すお寺もあります。


遠くから心配して連絡し、現地に来てくれる人もいます。
大阪から来てくれる「kenkoba」さんは、安浦まちづくりセンターで8月4日演奏してもらえる事になりました。
東京では、主催イベントで被災地の松山と呉へプチボランティアを呼びかけてくれるF様も。心温かい繋がりや支援の輪が、ネットやSNSで確実に広がっています。
こうした一連の動き事も、不思議な事であり、現実!

売名だ、偽善だ、功名心だ、善意の押し付けだと言われる事も現実ですが・・・。
ボランティアさんが泊まる場所、被災者が癒される事、街が明るくなる事、長く支援できる事。色々考えてみよ~。
その中から自分に出来る事を頑張って、助かる人や喜んでくれる人がいるならば、しっかり伝えていこうと思います。

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