「ハチハチ ハチマル作戦」レポート

2020年、8月8日〜10日の3日間、戦艦大和が進水をして80周年になる記念イベントに参加してくださった皆様、有難うございました。

全く先の見えない状況の中、企画はしたけれど実行することに葛藤はありました。
「このまま中止した方が良いのか。それとも進むべきか」。
警報が出てアラートが鳴り、緊急事態宣言が出るという混沌とした状況下において、まさに今は戦時中を思わせる状況です。戦後75年、こんなに戦争を身近に感じたことは無かった。

「ハチハチ ハチマル作戦」へ参加の手を揚げてくれるお店のこと、戦艦大和の歴史を考えること、万が一の感染リスク、受け入れ態勢の準備などを考慮し、背水の陣で進むことにしました。

「亀福」さんの工夫された展示コーナー

幟を準備したのは16店、実際に参加したのは14店。各店それぞれの判断と、「ハチハチ ハチマル作戦」に合わせたメニューや企画を工夫して、決行です。

このイベントのために、店頭に屋台コーナーを準備してくれた「寿司割烹 原田」さん

1.すし活
2.KUREP+
3.梶本時計店
4.モリス
5.彩華
6.第五鳥好
7.寿司割烹 原田
8.Y’s cafe
9. ナリポ(延期)
10大和珈琲
11亀福
12喫茶レスト
13バンカーサプライ
14クトマレ
15昴珈琲(再検討)
16ノスベモス珈琲

時計の注文が殺到?!した梶本時計店さん

結果、思ってもみないほどお客様が来られたり、嬉しい言葉が聞けました。
「こんな風に受け入れてもらって嬉しいですよ」、「呉がますます好きになりました」、「今回は遠慮しますが絶対に行きたい!」、「普段いけないお店に行けて楽しい」、「せっかく来たので参加しているお店を全部回ります」などなど。

『呉が好き」というお店と、お客様の思いが同じ方向を向き、少しでも前に進めた事を嬉しく思います。
有難うございました。

ステッカーを合言葉でプレゼントしている「モリス」さん。

提督さんの聖地になりつつある「わいずかふふぇ」さん。今回一番の大活躍でした。

参加店からも、「目標数を売り切った!」、「提督さん達のマナーの良さに助けられました」、「中止になるイベントばかりだったけど、開催できて良かった」、「お店同士が仲良くなれた」と嬉しい言葉をいただきました。

終わった今も、すっかり気を抜けませんが・・・(うなされました)
新型コロナウィルスで日々変化していく状況の中、「時代の変化から目を背けない」生き残り作戦をこの小さな街で考えねばなりません。
我良しではなく、助け合い、力を合わせて。
そして、呉という街に生まれ育ち、関わってきた我々が、限られた時間の中で何ができるのか、何を伝えて行くのか。

西日本豪雨災害、製鉄所の撤退、観光客の激減、人口減少、呉の状況はますます厳しくなるでしょう。
これからも 「KUREP」は独自に情報発信と企画をしていく所存です。
心折れそうな時は「駆逐艦 雪風」の逸話に勇気をもらいながら、「楽しい事」だけやって行こうと思いますので、みなさん宜しくお願いいたします。
沈むわけには参りません!

 

 

 

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