「澎湃館に込めた思い」

 3年前にオープンした「澎湃館」は、日本海軍によって明治33年に建てられた赤煉瓦の倉庫を改装。全国のみならず、いや全世界でも一番近い距離で潜水艦が見られる「アレイからすこじま」という素晴らしい立地にあり、お土産売り場やカフェコーナーを併設し、旧海軍と海上自衛隊の資料展示など、全国から海上自衛隊ファンや観光客から、あっという間に話題の施設になりました。

集まったメンバーからの期待が高まる中、大之木小兵衛氏の自己紹介&人生について「しくじり先生」のような楽しいトークからスタート。あちこちの会議やイベントでお話をされている方なので、グイグイとお話に引き込まれていきます。
そんな楽しい話の中にも、命をかけて日本を守ってくれた先人たちへの尊敬と、その史実を一人でも多くの方に知ってほしい!という熱い想いがあふれんばかりに伝わってきました。

日清戦争から太平洋戦争が終結するまでに、1万人以上の海軍将兵が「澎湃館」から見える呉の港を最後の地として出撃して行きました。最後に見た日本の風景、呉の景色。それを胸に刻んで「帽ふれ」と戦地に赴いた心情を思うと、切なくなります・・・

そして、しみじみ今ある平和に感謝の気持ちが湧いてきます。

これまで、何度も「澎湃館」に足を運んでいる参加者さんもいましたが、小さなスペースで和気あいあい。
後半は、参加メンバーから質問などが飛び交ったり談笑しながら終了しました!

大之木小兵衛氏の熱く語られるお話の中に、「世のため、人のため」に動き、呉への大きな愛を感じました。
改めて有難うございました。

大之木小兵衛氏の尊敬する渋沢栄一翁の名言


澎湃館 HP
〒737-0027 広島県呉市昭和町6-6
TEL 0823-36-6800

 

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