KENGI -bespoke studio-(KUREATOR vol.1)


呉界隈には、優れた感性と技術を持った作り手がいっぱいます。そんな作り手やモノを応援したい!と思いを込めて。

呉(KURE )と作り手(CREATOR)からを組み合わせた言葉

 

KURE CREATOR = KUREATOR(クリエーター) をご紹介します。

 

すっきりとした美しいフォルム、丁寧な縫製。初めて『KengI』(ケンギ) のレザー作品を見たとき、作っているのが呉の人、しかも呉に住んでいる人だと知って驚きました。そのくらい、洗練された作品だったのです。

作り手は冨山建儀(kengi tomiyama)さん。
広島県呉市にある静かな住宅街に工房を構え、2017年に『KengI』というブランドを立ち上げ、世に作品を送り出しています。

元々はブライダル関連の会社でジュエリーを作っていた冨山さん。大切な記念日にふさわしいジュエリーをお客様からしっかりヒアリングし、その上でオリジナルのデザインを起こしてして作ることで、お客様の喜ぶ姿をたくさん見てきました。

冨山さんの手がけるジュエリーは、リング、ネックレス、ピアス、ブレスレットと多彩です。

オリジナルデザインのアクセサリーの制作から、昔の指輪やネックレスのリフォーム、リングをネックレスとベビーリングに加工するなど、デザイナーとして求められることや作品の幅が広がるようになり、「作ることにもっと専念したい」との思いが強くなって、自分の工房を持つことに。

また、冨山さんは昔から手先が器用で、趣味でレザークラフトをしていました。カバン、ベルト、財布、ケースなどなど、趣味ながらも作った作品のクオリティの高さから、口コミでオーダーを受けるほど評判になっていました。

そして、新しく工房を立ち上げたことで、オーダーメイドのジュエリーとレザーの二本柱をもつ『KengI』ブランドが生まれたのです。


さらに技術と知識を深めるために、靴作りの勉強も始め、神戸や東京の靴作りの学校に入って本格的な修行もしました。特に、靴は制作過程がとても複雑で、使う道具も特殊なものばかり。それでも、冨山さんは「靴作りは面白い!」と、すっかりはまり込み、工房には見たことのない道具や機械が所狭しと置かれています。


KengI』というブランドのロゴに、小さく添えられたブランドコンセプト「Bespoke(ビスポーク)」は、職人とお客様が対話しながら物を作り上げる、オーダーメイドという意味があります。

世界に一つ、あなただけの作品を。
世界に一足、たった一人のための靴を。

「お客様との会話から、アイテム、色、素材など、欲しいものを形にして、想像よりもっと喜んでもらえる作品を作りたい。」


冨山さんのレザー作品は、全て手縫い。太い糸で縁取られたしっかりしたステッチですが、どことなく温かみを感じるのは、やはり手縫いならではの味わいがにじみ出ています。

「今は作品を作ることに、自分の時間を目一杯使いたい」と、黙々と手を動かし、一日12時間以上も作業に没頭することもあるとか。


途絶えないオーダーに、今も高まり続ける冨山さんのクラフトマンシップ。
KengI』の作品を手にする喜び。

オーダーメイドして、出来上がるまでの時間さえも価値になる作品を、いつか手にしてみませんか?

KUREP SHOP

KengI -bespoke studio- HP

・ブライダルジュエリー¥100,000~ エンゲージリング マリッジリング(ペア)
・ファッションジュエリー/リメイク¥20,000~
・リングサイズ直し¥3,000~

・レザーシューズ¥70,000~
・レザートート¥40,000~
・手提げ¥20,000~
・お財布¥30,000~
・さんかくコインケース¥3,000~

 

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