復活した東陽軒!(閉店)

昨年、呉市広町の広交差点の東陽軒が閉店して寂しく思っていたところ、車を運転している時に「おや!お店の暖簾が新しくなっている」と、年末に気づきました。どうも開店しているようです!

きっと気になっている人も多いと思い、少し遅めのランチタイムに行ってきました。
なるほど、以前の暖簾は白地でしたが、パリッと新しい青い暖簾に変わっています。中はどうなっているのでしょうか?

中に入ると、店内は昔のままで、ちょっと嬉しくなりました。壁にはメニューが張り出されています。
看板メニューはそのままありますが、そのほかの一品メニューは多少内容が変わっているのかな?!

そして、東陽軒の名物と言えば、チャンポンと皿うどん。餡かけ風のもやしそばも人気ですが、私は味噌ラーメンファンなので、やっぱり味噌にしました〜〜!
(ラーメン、炒飯、餃子のセットメニューもあります)


出てきたのは、白い味噌ラーメン。以前食べたものと違うような?!
しかし、それはそれで、食べるとまったりとした口当たり。ベースに白味噌が使われており、優しい甘さが印象的な一杯でした。

さて、KUREP読者のみなさんが、気になっている復活の真相も、ビシッと聞いてみました。
現在の店主は井上隆さん。もともと東陽軒の2代目として腕をふるっていましたが、料理を教えて息子さんに3代目を譲りました。13年ほど、息子さんが3代目として暖簾を守ってきたのですが、昨年事情によりお店をやめる事に。

お店の閉店を惜しむ常連さんの声と、2代目だった隆さん自身のお店への思いが重なり、この度お店を復活する事になったのだそう。良かった〜〜!

「やっぱり料理を作るのは楽しいね。もともとは大阪で修行しとったんよ。料理から離れても、しっかり体が覚えとるわ。独自で炊き込むスープも、毎日頑張って仕込んどるけん。」、と料理への情熱を話す井上さん。

お昼時間を過ぎても、常連さんらしき年配客の姿が途絶えません。
井上さんは3月で75歳になるのだそう!
「わしはまだ元気。残る余生は美味しいものを作ってお客さんに喜んでもらいたいね!」
心身ともにお元気で、また腕をふるって料理を作ってくれるなんて、こちらもパワーをもらえます。

そして、帰り際には「今日味噌ラーメン食べたじゃろ。実はこれから違う味噌にして、味を変えようと思うんよ」、と研究熱心な様子も、アクティブシニア万歳!です。
また味噌を変えた頃に来なきゃ〜。
(2019・2)

東陽軒
電話 0823−73ー4461
営業時間 11時〜14時、17時〜21時
定休日 水曜

関連記事

  1. ☆モダンな洋食「月ガ瀬」(閉店)

  2. ☆森田食堂の魅力

  3. 呉福の会へ潜入〜!

  4. 安浦町の幸せコロッケ復活!

  5. ゆるりと時間が流れる「仙人珈琲」

  6. ☆ホームラン食堂が大芝島に!