先日、国重要文化財になっている「旧澤原家住宅」を見学しました。広島と呉を舞台にした人気のアニメ映画”この世界の片隅に”に出てくる印象的な三ツ蔵のある、あの有名なお家です。
今回は「くれ・ひと・まち・情報応援団」のための特別ツアーですが、呉市役所でも年に数回見学会を開催しているそうです。
本来「旧澤原家」に入れるとは思ってもいなかったため、今回は実に貴重な機会になりました。
以前、邸宅の前を通って見事な門構えに驚きましたが、今回は開門している事に感動!
呉市役所の職員さんが案内をしてくれました。
防犯の都合もあって、お庭やお家の中は撮影禁止です(残念)
旧澤原家住宅が面する長ノ木街道は江戸時代に広島(藩主のいる広島市)に通じる唯一 の陸路だった事。「御本陣」として建設され「御成間」にお殿さまが籠に乗ってきた事。
そのほか、かまどや井戸のある「台所」、商談や接客が行われていた「みせ」、衣装を保管していた「元蔵」、全国各地から新聞を取り寄せて整理していた「新聞部屋」など、広い住宅内をしっかり見学&説明を受けました。
特に、原爆が投下され、広島市では多くの書物や資料が焼けてしまいましたが、呉にあった澤原家に貴重な資料が残されていた事など、勉強になりました。
江戸や明治時代を建築様式を残した建物は、そっくりそのままタイムトリップで、まるで映画のセット?!のよう。
見ても聞いても驚くばかりで、参加者の皆さん「へぇ〜〜〜〜」「ホォ〜〜〜〜〜」と感嘆の声をあげてばかりでした(笑)
三ツ蔵の扉も少し開けてもらい、中を覗くことができたのですよ〜。
なんというラッキ〜!
呉市役所からほんの徒歩10分程度でこんなすごい邸宅があるなんて、「呉」はあたらめて面白い!と参加者一同、盛り上がりました!
市役所の職員さん、大変お世話になりました。
これからも「くれ・ひと・まち・情報応援団」は、呉の歴史や重要文化財について、どんどん学びを深めていきたいと思います。
次回3月の企画は、水の歴史を探検しながら、二河峡のまち歩きです。
楽しみだなぁ〜〜〜。